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2020.1.31

無期雇用派遣とは?正社員や登録型派遣との違いを押さえておこう!

派遣社員の中には、登録型派遣と無期雇用派遣の2種類があります。無期雇用派遣とは何かやメリット、デメリットについて知っておくことは人事の仕事にも役立ちます。派遣の種類による特性も理解したうえで、派遣会社に依頼することで、より効果的に派遣社員の能力も企業の成長に活かせるでしょう。無期雇用派遣について、正社員や登録型派遣と比較しながらわかりやすく紹介します。

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無期雇用派遣とは

派遣社員は、大きく分類すると「常用型派遣」「登録型派遣」の2種類です。無期雇用派遣は常用型派遣のことを指します。常用型派遣が正式名称ですが、無期雇用派遣という呼び方のほうが知名度があり一般的に使われています。2015年9月に労働者派遣法が改正されたのを機に、無期雇用派遣と呼ばれる派遣の新しいスタイルが誕生しました。無期雇用派遣は、派遣社員と派遣会社の間で期間を定めることなく雇用契約を結びます。無期での雇用という点で働き方がより正社員に近いともいえます。無期雇用派遣の主な目的は、若い世代や事務未経験者をサポートすることです。

登録型派遣とは異なり、雇用期間が限定されないので、契約の更新を気にせずに働き続けることが可能になります。無期雇用派遣社員は就業期間がほぼ途切れずに派遣してもらえるので、現場でじっくりと経験を積んでいく機会が得られます。無期雇用派遣であれば、自分自身に合う職場でもう少し長く働き続けたいという派遣社員の願いも叶います。期間限定の派遣社員ではないので、同じ職場で業務経験と知識が増えて自信もつくうえ、努力次第では任される人材となり得るスキルアップも大いに目指せます。ただし派遣先が無期雇用社員の変更を希望する場合や、派遣会社と派遣先の契約が変わり派遣が終了する場合もあります。

正社員と無期雇用派遣の違い

無期雇用派遣が正社員と明らかに違うのは、勤め先の会社が雇用元ではないことです。無期雇用契約を結んでいるのは派遣会社と派遣社員であり、無期雇用派遣社員には、派遣先との契約が全くありません。勤務先で正社員のように業務上の経験を重ねていくことはできますが、正社員には出世の可能性があるのに対して、無期雇用派遣社員は基本的に社内での出世はできません。しかしながら、派遣会社のなかにはランクによる昇給制度が導入されているところもあります。ランクを目安に給与があがることで、出世のように個人のモチベーションアップにつなげるシステムともいえます。

正社員であれば通常は勤務先からボーナスの支給がありますが、無期雇用派遣社員にはありません。ただし、無期雇用派遣社員に対して派遣元からボーナスが出る場合もあるので、事前に派遣会社の規定を確認すると良いでしょう。正社員に対し支給されるボーナスはその会社の業績によります。もしも派遣先の業績が良くても派遣会社が成果をあげていなければ、派遣元からの無期雇用派遣社員へのボーナスは望めないと理解しておく必要があります。

登録型派遣と無期雇用派遣の違い

派遣先の会社にとっては登録型派遣であれ無期雇用派遣であれ、どちらも派遣社員です。しかし派遣社員自身にとっては両者には大きな違いがあります。それは雇用契約の期間です。登録型の派遣社員は雇用期間があらかじめ決まっていますが、無期雇用派遣社員は雇用期間に限りがありません。また、登録型派遣は勤め先を派遣会社に紹介してもらうまでは、派遣希望として単純にネームインをしておくだけです。ネームインしているだけの期間は待期期間と呼ばれています。派遣先が決まってから初めて派遣会社と登録型の派遣社員の間で雇用契約を結ぶので、当然ながら待期期間には給与が出ません。

一方、無期雇用派遣であれば待機期間中も給与の対象です。無期雇用派遣社員は派遣会社が雇用元となる契約を結んでいるので、派遣会社から毎月一定の給与が支払われます。派遣就業がない期間には、無期雇用派遣社員向けの研修に参加したり、派遣会社に勤めたりしながら待機できる制度が整っています。登録型の派遣社員は基本的に書類選考や面接がないのですが、無期雇用派遣社員になるには派遣会社による選考をクリアしなくてはなりません。無期雇用派遣に採用されれば雇用契約の期間に定めがなく、雇用が継続される安心感があります。ただ登録型派遣の社員に比べて、自主退職をしづらい一面もあるようです。

登録型派遣はいわゆるライフスタイルを重視した自由度の高い働き方といえます。自由がある分、収入や将来のキャリアについての保障はなく、仕事に関して安定は望めません。個人のスキルややる気によるところも大きいでしょう。無期雇用派遣は雇用や収入の安定、長期的にスキルを磨ける環境があるなど、正社員と派遣社員の特徴を併せている働き方ともいわれています。
勤務先が雇用主ではないため、職場環境など何かしら理由があって悩んでいたり、退職を考えたりした際に相談のしかたや相談先に迷う派遣社員もいます。無期雇用派遣社員であるから、まだ更新期間内であるからと、ひとりで抱え込む必要はありません。まずは派遣会社の担当者に状況を話してみると良いでしょう。

無期雇用派遣として働く方法

1.求人に応募する

無期雇用派遣として働くには、まず求人に応募する方法があります。派遣会社によっては無期雇用派遣社員を募集しています。ただし応募したからといって、誰もが無条件に無期雇用派遣社員に採用されるわけではありません。派遣会社が行う面接や選考をクリアする必要があります。選考の基準の中には学歴や保有資格の有無、これまでの経歴なども含まれます。派遣会社にとっては無期雇用契約を結ぶ相手なので慎重に選考を行っています。気軽に登録できる派遣のイメージとは異なり、正社員の入社試験のような厳正な審査です。審査にさえ通過すれば、無期雇用派遣社員として派遣会社に身を置き、サポートを受けながら長く派遣社員として働くことができます。
派遣会社はさまざまな派遣先で意欲的に勤務できる柔軟な人材を求めています。通常の就職や転職活動での選考基準に加え、派遣先で勤務することにどれほど意欲をもっているか、長期的な視野を持ち合わせているかも見られています。

2.有期雇用契約で5年働く

無期雇用派遣社員になるには、求人に応募する以外にも方法があります。一定期間の有期雇用経験を経てから無期雇用派遣への変更希望を派遣会社に申し出ることが可能です。有期雇用派遣者として5年働くと、派遣法の「無期転換ルール」が適用されます。無期転換ルールでは、有期雇用派遣者が無期雇用者として正社員または無期雇用派遣社員になれます。ただ、定年後に有期雇用として働いた場合や一部の高度専門職など、適用外のケースもあります。

無期雇用派遣の対象者となるのは?

無期雇用派遣への転換を申し込む権利は労働者の権利として保障されています。無期雇用派遣は、派遣会社との有期労働契約を複数回更新し、通算5年以上の派遣経験者が対象です。無期転換を申し込む時点で、派遣元との有期雇用契約が続いている状態でなければいけません。契約更新のタイミングに合わせて派遣社員側が申し込めば、次回契約より無期雇用派遣となります。対象の条件を満たしてさえいれば、無期雇用派遣への転換を希望するかどうかは派遣社員側の自由です。

無期雇用派遣のメリット

1.収入が安定している

無期雇用派遣は派遣会社から無期限で雇用された状態のため、収入が途切れることがありません。従来の期間限定の派遣という働き方から見れば、派遣社員でありながら就業期間とともに収入が安定するのは何よりも大きなメリットといえます。派遣先が未定のときにも、研修や派遣会社での仕事ができるなど待期期間を有効活用できるうえ、一定の収入を受け取れるのです。また、無期雇用派遣者を採用した側の派遣会社としても利益を得る必要があります。そのため積極的に派遣先を用意してくれるので、登録型派遣よりも安定して働けるという面もあります。
一方で、登録型派遣は派遣先で働けない限り全く収入になりません。収入が確約されている無期雇用派遣は、生活の不安がない点でも魅力的なのです。将来的に見ても、次の派遣先に転職するサポート体制がしっかりしていることは派遣社員にとって心強いものです。さらに、登録型派遣では時給制ですが、無期雇用派遣の給与は時給ではなく月給制になります。ひと月の勤務時間や日数は月毎に変動しますが、月給制では勤務時間や休日数に影響されて給与が減ることもなく安心です。

2.長期間働ける

派遣社員は同じ派遣先で3年以上は働けないことが労働者派遣法で定められています。しかし無期雇用派遣にはこのような制限がありません。派遣先の会社と派遣会社の契約関係さえ続いていけば、無期雇用派遣社員は勤務先を変えずに長く働けるのです。同じ職場で3年以上働き、スキルを身につけ経験を重ねることができます。派遣先としても派遣の更新のたびに新しい人材を受け入れるよりも、同じ派遣社員とのつきあいのほうが仕事がしやすいメリットがあります。無期雇用派遣社員が派遣先の業務に慣れ、スキルを磨いて成長してくれるほうが仕事の分配もスムーズにできます。無期雇用派遣社員であれば派遣先で経験を積み、関われる仕事の範囲を広げられるでしょう。
そして派遣契約が更新されるかどうか心配する必要はなくなり、安定した環境で働けます。会社勤めをしていくうえで、意欲をもって成長しながら仕事を続けられるかどうかは個人のモチベーションも重要です。スキルアップを実感できれば、仕事にやりがいを見出したり、自信をもって働くモチベーション維持につながるものです。そのための十分な期間や機会が得られるのは、無期雇用派遣の魅力です。

3.賞与や交通費支給など待遇が良い

無期雇用派遣は好待遇であることもメリットとして挙げられます。モチベーションを保ちながら働くためには、待遇も重要なポイントです。まず登録型派遣とは異なり、交通費も支給されます。勤務日数が増えれば交通費の自己負担も増えてしまう登録型派遣に比べて、交通費が出る点は大きなメリットといえます。ほかにも無期雇用派遣社員は、業務実績や勤務に対しての評価を受けられる点が正社員と同様です。正社員ではないので派遣先からのボーナスはありません。代わりに雇用元である派遣会社による昇給制度や賞与制度があり、派遣先での勤務状況や頑張りを派遣会社による調査を通して評価してもらえます。
派遣会社の業績が上がれば賞与へとつながります。一社員として責任をもって成果をあげる仕事をしていくことが、結果的に収入の上乗せになり得るのです。収入アップを目指せることで、より頑張りがいがあるでしょう。

4.研修やサポートが充実している

無期雇用派遣社員に対して派遣会社側は、キャリア形成支援制度を設ける義務が法律で定められています。キャリア形成支援制度とは、派遣社員に研修やキャリアアドバイスをしてキャリア形成のサポートをするものです。たとえば、ビジネスマナーやビジネスコミュニケーションの研修を実施したり、キャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリングをしたりします。無期雇用派遣社員はサポートで得た情報をもとに、将来の働き方に対し長期的な見通しを持つことができます。専門家の客観的なアドバイスを受けながら、キャリアやスキルを磨いていくチャンスを得られることはメリットといえるでしょう。
無期雇用派遣社員の研修やサポート体制が充実している派遣会社を選べば、強力なサポート体制を有効に使い、将来に向けて自分の強みを見つけたりスキルを十分に伸ばす方法を模索したりできます。派遣会社という相談窓口があることで、人生における働き方を主観的に考えるだけではなく、落ち着いて俯瞰して判断することもできるでしょう。

無期雇用派遣のデメリット

1.職場を選べない

無期雇用派遣は派遣会社が用意する勤務先で働く必要があり、勤務先を選べません。人手不足で忙しい職場や、人気のない職場に回される可能性もあります。無期雇用派遣は派遣会社の社員として採用されるため、給与が月給制です。派遣先がないままで給与が発生する状況を避けるためにも、派遣会社が積極的に待機期間を埋める別の職場をあてがうケースも多々あります。職場が変われば新たな人間関係を築くことが不可欠です。現場によって業務を円滑に行うためのやりかたやその職場特有のルールもあるでしょう。

派遣先が変わるたびに、毎回最初から人付き合いをしなくてはならないのは派遣社員には一般的なことです。しかし、自ら派遣先を選べないとなるとその都度感じる負担は登録型派遣社員とは全く違うといえるでしょう。自分の意思とは関係なく職場を転々としなければならないことが精神的ストレスになることも考えられます。

2.採用選考を通過しなければならない

無期雇用派遣で働くためには、採用選考や面接に通過する必要があります。エントリー、書類選考、複数回の面接の後に採用となるケースが多いです。学歴や職歴のほか、働く意欲が重視されます。敢えて正社員を望まない、就業時間や日数を自分の生活に合わせて決めたいなど、登録型派遣のスタイルを好む人や働き続ける意欲が曖昧な人は採用選考をクリアするのは難しいでしょう。派遣会社としては契約期間の終わりを限定しない雇用契約を結ぶので、信頼のおける人物であるかなど社員としての期待度も選考の基準に含まれるといえるでしょう。派遣会社の社員として責任をもって長期的にキャリアアップやスキルの習得を目指し、前向きに取り組める人材が求められます。

3.勤務先の福利厚生を利用できない

無期雇用派遣社員の雇用主はあくまで派遣会社です。勤務先の会社が採用した社員ではないため、派遣先の福利厚生をほかの社員のようには原則利用できません。もしも福利厚生を重視するのであれば、福利厚生が充実している派遣会社を選ぶ必要があります。ただし、派遣先によっては、無期雇用派遣社員が利用できる福利厚生を用意しているケースもあります。また、派遣会社のなかには一般企業よりも福利厚生が豊富なところもあるので、選ぶ際に比較すると参考になるでしょう。

4.働くうえでの自由度は低い

無期雇用派遣は、無期限で派遣会社に常時雇用されるので契約期間や収入への不安が減ります。その一方で、派遣社員ならではの自由な働き方は実現しにくくなります。有期雇用の派遣社員であれば、持ちあわせたスキルを活かし、限られた契約期間に望んだ職場で働くことも、契約期間以外は長期で旅をしたり趣味や夢に没頭することも自由です。同じ職場には長くても3年まで勤務が可能という区切りもあります。登録型派遣では派遣期間が限定されているので、派遣先での人間関係についてもどこか割り切った気持ちを持てるのも事実です。

無期雇用派遣は、派遣会社の指示のもと勤務し、派遣先が決まるまでの待機期間も研修や何かしらの就業が求められます。登録型派遣よりも、派遣会社による管理があるため自分のタイミングで休暇を取りづらいのも実状です。登録型派遣のようなまとまった期間の休暇も望めないでしょう。

無期雇用派遣という働き方が向いているのはこんな人!

正社員という働き方以外で安定した収入を望む人や、将来のことを考えて退職金のあるところで働きたい人には、無期雇用派遣という働き方が向いています。無期雇用派遣には、退職金があるところが多くなっています。あとは自分の意のままに仕事も人間関係もシンプルに生きたい人も向いているでしょう。たとえば、社内の人間関係を煩わしく感じる人や、勤務先の組織の一員にならずに仕事だけをしたい人などです。無期雇用といっても派遣社員なので、飲み会などを断りやすいので気楽という面もあるでしょう。社内のイベント事は正社員であれば参加せざるを得ないものです。無期雇用派遣社員は派遣という立場なので業務外の無理な人付き合いを頑張る必要がありません。

また、雇用元が派遣会社なのでサービス残業といわれるような曖昧な就業時間に縛られることからも守られています。派遣先の職種については、正社員では難しいとされる事務職に強いのも特徴です。事務経験がないものの事務職を強く希望する人や、将来的にも長く事務職を続けていきたい人も無期雇用派遣のかたちが合うでしょう。事務未経験者にとって無期雇用派遣を最初のステップとして利用するのは有効な方法といえます。事務職での正社員の採用は募集が少なく狭き門となっています。無期雇用派遣では現場で事務の経験を積むことが可能なうえ、派遣会社でもスキルを磨くためのサポート体制が整っているのでキャリアアップに大いに活用できます。

昇給やプライベート重視の人にはあまり向いていない

無期雇用派遣に向いていないのは、20代の若い世代です。経験がなくても正社員になりやすいからです。あとは給与に関して、昇給やボーナスを重視する人は正社員のほうが良いといえます。無期雇用派遣は時給ではなく月給制で、月々の収入が安定しているところに安心感があります。これは裏を返せばあらかじめ決められている給与で働かなくてはならないということです。登録型派遣であればスキル次第で、より良い条件や時給の派遣先を希望し、職場を変えていく選択肢があります。一方、無期雇用派遣は雇用契約が安定する代わりに、昇給の機会はあまり期待できないのです。

また、プライベート重視など自由に働きたい人は、登録型派遣やアルバイトのほうが向いています。会社勤め以外にやりたいことがある人や、何か人生での目的を実現するために時間を多く費やしたい人など、夢を追うような人も無期雇用派遣は向いていないでしょう。派遣会社による雇用が常に継続するので、待機期間も就業義務があり長期休暇は取りづらいためです。正社員への就職に失敗した人も、本当に正社員になりたいのなら諦めないほうが良いでしょう。無期雇用派遣で妥協するよりも、遠回りするとしても正社員の道を目指したほうが得策です。年齢があがるほど転職やキャリアアップは難しくなります。

ライフスタイルや将来を考えて働き方を決めることが大切!

働き方が多様化する中で、勤務形態の選び方に苦慮する人も多いです。働き方はひとつではなく、正社員や派遣社員以外にフリーランスや在宅、アルバイトなどもあります。自分が働くうえで何を重視したいのか考えることが大切です。収入や時間を希望に合わせたいのか、キャリアを磨いていきたいのか、安定を望むのかそれとも自由にライフスタイルに組みこみたいのかなどの意思を自らに問いかけます。「無期雇用」という言葉は魅力的ではありますが、正社員と比べるとデメリットも多いため安易に決定することは避け、メリットとデメリットを比較しながら判断することが大事です。

派遣会社によって無期雇用派遣社員のためのサポート内容や給与に関わる制度が異なります。溢れる情報に左右されることなく、必要な情報を取捨選択しながら見極めるのが重要です。さらに派遣元によって保障やサポートにも違いがあるので、派遣会社自体についてもよく調べてみることが必要です。いずれは正社員になるために転職活動や派遣から紹介される機会を残したいのであれば、無期雇用への転換を希望せずに、キャリアを伸ばす目標をもって登録型派遣を続けるのもひとつです。自分らしい働き方とはどのようなものか、さまざまな選択肢の中から選ぶと良いでしょう。

仕事をしながら心身ともに充足感を得ることはなかなかハードルが高いものです。本当にやりたい仕事に就き、やりがいを感じながら仕事に取り組み、業績という結果にもつながれば幸せなことですが、働く現場では良い時もあればそうではない時もあります。自らがよく思案して将来を見据えて決めた働き方であれば、困難な時期でも意欲をもってやりがいを見出すことも可能でしょう。正社員だからとか派遣だからといった見方ではなく、自分に一番合う働き方や生き方を考えて、日々を充実して過ごせるスタイルを自分のために見つけることが大切です。

派遣の採用時には雇用条件の違いも頭に入れておこう

派遣社員といっても、登録型派遣と無期雇用派遣という2種類があります。両者は雇用条件も異なり、派遣会社のサポート体制も違います。そもそも派遣社員という働き方を選ぶ際に、個人がどのようなモチベーションを持っているかも有期雇用の登録型派遣と無期雇用派遣では大きく違いがあるのです。派遣社員の採用時には、その辺りも考慮して判断することが大切です。

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参考:「無期雇用派遣とは?制度内容、向いている人、なる方法まで詳しく解説

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