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2021.4.26

効果的なフィードバックとは|種類や例文も紹介

「メンバーに対するフィードバックにあまり効果が感じられない」「伝わっているのかわからない」といった悩みを抱えるリーダーや管理職の方は多いのではないでしょうか。
フィードバックにはいくつかの種類やポイントがありますが、社員一人ひとりに合わせたフィードバックを行うことでさらなる効果が期待できます。
本記事では、フィードバックの概念を整理したあと、フィードバックの種類や手法について具体例を交えながらわかりやすく解説していきます。ぜひ、フィードバックをする際の参考にしてください。

フィードバックとは

ビジネスシーンで使われる「フィードバック」はどのような意味を持つのでしょうか。まずはその意味について解説します。

フィードバックの意味

フィードバック(Feedback)は、feed「(餌を)与える」、back「返す」という異なる意味がひとつになった単語で、「反応や評価、意見」などの意味で使われます。
もともとは工学用語であり、出力値が目標値まで届くよう、結果を入力側に戻していく意味で使われていました。このことから、求める結果とずれが生じている原因を当事者側に伝えることを、「フィードバックする」と表現するようになりました。

ビジネスにおけるフィードバックとは?

ビジネスシーンで使われる「フィードバック」は、「評価を伝える」という意味合いになります。
フィードバックの例としては、社内で上司からメンバーに対して改善点や良かった点を伝えることが挙げられます。あるいは、個人ではなく、プロジェクト全体に対して行うこともあります。
そのほか、社外の顧客からサービスや商品に対して評価をもらうこともフィードバックの一つです。これはカスタマーフィードバックと呼ばれます。

フィードフォワードとの違い

フィードバックとよく比較される概念に、フィードフォワードというものがあります。 フィードフォワードとは、現在進行中のプロジェクトなどに対して提案を行うものです。 フィードバックは過去に目を向けて行われる一方、フィードフォワードは未来に目を向けているともいえるでしょう。
フィードフォワードを行うと、進行中のプロジェクトに対して影響を与えることができ、プロジェクトの完成度が向上する可能性があります。
対してフィードバックは、終了したプロジェクトに対しての評価であるため、次回以降のプロジェクトに評価を生かすことができます。
なお、行うタイミングや着目する時間軸が異なるだけで、フィードバックとフィードフォワードの間に優劣はありません。

フィードバックの目的と効果

フィードバックの目的と効果は大きく3つにわけられます。

  1. 人材育成
  2. モチベーション・エンゲージメントの向上
  3. 生産性上昇・目的達成

それではそれぞれの目的と効果を解説します。

人材育成

人材育成の側面で行われる、上司からのフィードバックの場合は、メンバーの課題に応じた内容になります。フィードバックを受けたメンバーは、フィードバックにより判明した自身の課題を解決しようと試みます。フィードバックは、課題や悩みに対して気づきを与え、解決方法やその取り組みを促していくことが可能です。
こまめに行うことで、チーム全体の能力向上が期待できます。

モチベーション・エンゲージメントの向上

また、フィードバックにはモチベーションやエンゲージメントの向上が期待できます。
上司からのフィードバックにより、メンバーは何を求められているのかを知ることができます。また、フィードバックが具体的であればあるほど、社員のモチベーションを刺激できる可能性があります。 そして、フィードバックが丁寧に行われれば、上司や会社への信頼感も高まり、エンゲージメントの向上につながります。

生産性上昇・目標達成

フィードバックは、個人単位だけではなく、チームや事業部門に対しても行われます。
チームや事業部門に対してフィードバックを行うことで、プロジェクト当事者だけでは把握できていなかった課題が明確になり、プロジェクトの生産性や品質が向上し、目標達成に近づいていきます。

フィードバックの種類と例文

ひとことでフィードバックといっても、いくつかの種類があります。ここでは、おもにフィードバックの種類を4つ解説します。例文も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ポジティブフィードバック

ポジティブフィードバックとは、名前の通りポジティブなフィードバックを行うことです。
前向きな評価を伝えることで、メンバーなどのモチベーションを高める効果があります。
フィードバックを行う際は、基本的にポジティブフィードバックを心がけるとよいでしょう。フィードバックされる側も、ポジティブな内容であれば聞き入れやすいからです。

例)「今回のプロジェクトの資料は、図解がとても見やすくて良かったよ。これからもわかりやすい資料作成を心がけてほしいな。」

ネガティブフィードバック

ポジティブフィードバックと対になるのがネガティブフィードバックです。
ネガティブフィードバックには、否定的な言葉が用いられるため、かえってマイナスな影響を与えかねません。そのため、ネガティブフィードバックは相手を選ぶという点に注意しましょう。 ネガティブフィードバックが効果的な対象は、主体性のあるリーダーなどです。否定的な評価を受けても、叱咤激励として受け止めてくれそうな場合には活用するとよいでしょう。
例)「今回のプロジェクトは私の期待をはるかに下回る結果だった。要因を考えて対策を練ってほしい。今後はプロジェクトから外れてもらう可能性もあるぞ。」

サンドイッチ型フィードバック

サンドイッチ型フィードバックとは、ネガティブフィードバックをポジティブフィードバックで挟む方法です。
具体的には、褒めた後に改善点を示し、最後もまた褒めるという手順をとります。そのため、ネガティブフィードバックのデメリットを最小限におさえ、モチベーション低下などを防ぐことができます。
例)「今日のプレゼンは、資料の図解がわかりやすくて良かったよ。一つレベルアップのためのアドバイスを挙げるとすれば、質疑に対する回答は結論から話すことかな。とはいえ、今日は声も通っていて、とても良いプレゼンだったよ。」

SBI型フィードバック

SBI型は、Situation Behavior Impact型の略です。それぞれ日本語では、状況・行動・影響という意味になります。
SBIの順番でフィードバックを行うと、フィードバック内容を理解してもらいやすくなります。また、フィードバックが理解しやすいことにより、フィードバックをされるメンバーなどとの信頼関係も築きやすいでしょう。
例)「今日提出してもらった資料のことについて、ちょっと時間いいかな。私が求めていたデータ以外にも、自分で考えて適宜データを追加してくれていたよね。それのおかげで、より説得力のある資料になったよ。次回以降も指示に加えて自分で考えたことを取り入れて欲しいな。」

効果的なフィードバック方法とポイント

効果的なフィードバックにするためにはいくつかポイントがあります。それぞれのポイントを意識することで、よりフィードバックの効果を高めることができるでしょう。

タイムリーに

フィードバックを行う際は、メンバーが行動したり成果が出たりしたあとに、すぐ行いましょう。
すぐにフィードバックがあれば、具体的な行動や成果とフィードバックが結びつきやすくなるため、基本的にフィードバックは早ければ早いほど良いです。時間が経過するに従い、フィードバックの効果は下がっていくと覚えておきましょう。

具体的に

フィードバックの内容はできるだけ具体性のあるものにしましょう。
フィードバックを受ける側は、どの行動に対してどのようなフィードバックがされたのかがわからないと、行動を改善できません。状況・行動・影響を伝えるSBI型のフィードバックを心掛けることで、具体的なフィードバックになりやすくなります。
できる限り具体的な行動に対して具体的なフィードバックをすることで、フィードバックの効果を高めましょう。

客観的に

客観的な視点を保つことも、フィードバックにおいては重要です。 主観が混じったフィードバックは、内容も曖昧になりがちで、その結果、フィードバックが受け入れられない可能性があります。 そのため、フィードバックをする際には事実ベースで行うことをおすすめします。事実ベースで行うことで客観性を担保でき、フィードバックが受け入れられやすくなるでしょう。

信頼関係のなかで

フィードバックは、信頼関係のなかで行いましょう。
フィードバックは、批判的な評価をするために行うものではありません。そのことをフィードバックされる側の相手にきちんと伝えておくことが大切です。あくまでも成長してもらうことを目的としており、あなたに期待しているというメッセージが伝わるような工夫が必要です。
また、日頃からフィードバックが成立しやすい環境や関係性を築いておくことも大切です。関係性や環境が整った場所で行われるからこそ、フィードバックの効果が発揮されます。

業務のなかで効果的にフィードバックを行なうには?

個人に対するフィードバックは、基本的に1対1で行うことが大切です。
業務の中にフォードバックを取り入れていく方法として1on1ミーティングが挙げられます。1on1ミーティングでは部下の悩みやキャリアアップのための会話をし、上司が部下のためにフィードバックを行います。日常の中では成長のための話しをする機会は少ないですが、1on1ミーティングではあえてそのような話をすることで、課題を自分事として意識し、解決のための話し合いを行うことができます。

また、会話から新たなアイデアが生まれることも少なくありません。業務上の悩みや自分の考えを伝える場として1on1ミーティングを活かしていきましょう。
1on1ミーティングの実施は少なくとも1ヶ月に1回程度行うことがおすすめです。高頻度で行うことで、早期に課題を見つけ、解決出来るメリットがあるためです。 その反面、スケジュール調整や記録が大変、何を話したらいいのか悩むなど、実施を困難にする要因があることも事実です。

フィードバックには「1on1 Talk」

そんな場合に役立つのが、サイダスの「1on1 Talk」です。
1on1ミーティングを効果的なものにするためには、以下の3つの工程をスムーズに確実に実施することが求められます。

  1. 計画・スケジュール設定
  2. 実施・記録
  3. 振り返り

「1on1 Talk」ではこの一連の流れを簡単に設定、入力することができ、スムーズな1on1ができます。

<1on1 Talkの特徴>

・トークテーマの設定
計画する際にトークテーマを設定することができ、「どんなことについて話すのだろう」という心配がなくなります。自分なりの考えや見解を準備することできるため、1on1の時間を有効的に使うことができます。

・記録
また、面談の記録を残すことで、過去に実施した1on1の記録を見ながら具体的な話ができるようになります。

・振り返り
お互いに面談の評価をできるのもメリットです。評価を確認し、1on1の回数を重ねるごとに、より良い1on1、フィードバックができるようになります。

・ゴールの登録
さらに、定量的、定性的なゴール(目標)の登録ができます。登録した目標達成のための話ができるようになり、部下の成長の場としても効果が期待できます。

1on1 Talkの詳細はこちらからご覧いただけます。

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